鑑定の考え方と計算条件
どう計算して、どう読んで、
どこで止めているか
私は本名を出していません。
ですので、「誰が言っているか」では判断できないはずです。
代わりに、何をどう計算して、どこで判断を止めているかを全部書きます。
このページに書いてあることは、鑑定書にもそのまま載ります。
1進め方
- 受付
- 確認の質問
- 計算
- 読解
- 執筆
- 機械照合
- 納品
鑑定書は、必要な情報をいただいてから3営業日以内にお届けします。確認のご質問をお送りしてから、ご回答をいただくまでの期間は含みません。
2計算に使っている条件
| 黄道 | サイデリアル(恒星を基準にする方式) |
|---|---|
| アヤナーンシャ星座の基準点をどこに置くかの数値 | ラヒリ。鑑定書には、出生時点の実数値を記載します |
| ハウス出生図を12に分けた部屋 | ホールサイン |
| ラーフ・ケートゥ | 真のノード |
| 天文暦 | Swiss Ephemeris 2.10.03 |
| タイムゾーン | tzdata(使用した版を記載) |
| 出生図データ | ハッシュ値(SHA-256)を記載 |
これらが書いてあると、同じ条件で計算し直して、数字が一致するかを確かめられます。
3同じ生年月日でも、条件が違えば結果が変わります
アヤナーンシャ、ハウスの分け方、天文暦、タイムゾーンの扱い。どれか1つが違うだけで、星座や期間の区切りの日付が変わることがあります。
たとえば、ラーフ(月の軌道と太陽の通り道が交わる点)が水瓶座から山羊座へ移る日は、日本時間で、真のノードで計算すると2026年11月25日22時45分、平均ノードで計算すると12月6日2時02分です。同じ移動なのに、約10日ずれます。
鑑定書に計算条件を全部書くのは、このためです。
4参照している古典
古典は、版と章まで確認できたものだけをここに載せます。現時点で、ここに載せられるものはまだありません。
鑑定書の中では、古典の出典を確認できていない記述に「未確認」と明記しています。
5根拠を表にして渡します
鑑定書の終盤に、主要な判断ごとに、次の4列の表を付けます。
| 列 | 書くこと |
|---|---|
| 主要判断 | どのような判断をしたか |
| 支持する計算事実 | その判断を支持する計算結果 |
| 反証・中立要素 | その判断に反する材料、どちらとも言えない材料 |
| 確信度 | 読み取りの確かさと限界 |
ここでいう「確信度」は、鑑定上の判断の確かさを示すもので、未来の出来事が起こる確率ではありません。
6確認の質問を1〜3問します
出生図を計算したあと、図から読み取った仮説について、1〜3問ほどご本人に確認します。お答えいただいた内容は、読みの焦点を決めるために使います。
お客様から伺った情報と、計算から得た事実は、区別して扱います。
7出生時刻が分からない場合
生まれた瞬間に東の地平線に昇っていた星座(ラグナ)は、数分で1度動きます。動く速さは出生地と時刻によって違うため、出生時刻が分からないと、ラグナとハウスにもとづく判断は読めなくなります。
出生時刻が分かっている場合も、時刻を前後にずらして計算し直し、境目に近い判断は確信度を下げて書きます。
母子手帳や、出生届の控えに時刻が書かれていることがあります。分からない場合は、ご購入前にお知らせください。分かる範囲で読めることと、読めなくなることをご説明したうえで、お受けできるかを一緒に確認します。
推測で出生時刻を決めることはしません。
8示せること
- 出生図から読める傾向
- 繰り返し表れているテーマ
- 時期についての仮説
- ご自身に向ける問いの形
9決められないこと
- 採用されるかどうか
- 収入がいくらになるか
- 健康に関すること
- 法的な判断
- 他人の気持ち
- 最終的な決定
詳しくは扱わないことに書いています。
10「当たった気がする」と「当たっている」は別のこと
1949年に、フォアラーという心理学者が学生39人に性格診断をしました。結果として配ったのは、全員に同じ1枚の文章でした。
学生が「自分に当てはまる」と付けた点数の平均(5点満点)。
2点未満を付けた人は1人もいませんでした。
全員に同じ一般的な文章を渡しても、「自分に当てはまる」という評価は高く出た、ということです。読んで当てはまると感じたかどうかだけでは、その鑑定が一人ひとりに合っているかは確かめられません。ですのでプラマーナでは、当てはまる感じがしたかどうかを、的中の証拠として扱いません。
11検証について
占星術が言い当てるかどうかは、実際に調べられています。結果もそのまま書きます。
2009年、天体物理学者ナルリカールらが『Current Science』誌に、インド占星術の試験を報告しています。学業優秀な生徒100人と知的障害のある生徒100人の出生データを用意し、公募で集まった占星術師に、1人40例ずつ、どちらのグループかを判定させました。偶然に当てた場合の期待値は40問中20問、研究者が事前に置いた基準(99%の水準)は28問以上です。結果は最高24問、平均17.25問で、偶然の期待値を下回りました。
これは私の商品にとって不利な研究です。それでも、隠すと確かめられなくなるので載せています。
12それでも鑑定を提供している理由
では、なぜ提供しているのか。
満足度は実在します。的中率は未検証です。
この2つを、同じ文で語らないと決めています。
プラマーナが渡すのは、言い当てた結果ではありません。ご自身の出生図から何が言えて、何が言えないかを、根拠と反証と確信度ごと並べた文書です。判断するのはご本人です。
13納品後、何を残して何を消すか
このサイトは、出生情報を含め、何も受け取りません。入力欄は1つもありません。
ココナラでいただいた情報は、鑑定書の作成と、そのためのご連絡にのみ使用します。
納品後の保管と削除の方針(何をいつまで残し、いつ消すか)は、決まりしだいここに書きます。
14AIの使い方
| 計算 | プログラムが行います |
|---|---|
| 下書き | 文章の下書きにはAIを使います |
| 照合 | 記載された配置や期間の日付など、機械で検査できる形にした事実が、計算結果と一致しているかを照合してから納品します。本文全体は人が読み直します |
| 判断 | どの判断を採り、どこを確信度が低いままにするかは、人が決めます |
なぜこの工程があるかというと、同じ出生データで3つのAIに鑑定を書かせて比べたとき、1つが「計算上は存在しない配置」を専門用語の正しい名前で、強い根拠として書いたからです。この種の誤りは、読んでも分かりません。照合しないと見つかりません。
この照合は、文章と計算結果の不一致を確認するためのものです。占星術の解釈や、未来の的中を保証するものではありません。